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【トイレ詰まり】高圧洗浄機で直せる?解決の手順や予防方法も解説
2023年01月29日
トイレの詰まりを高圧洗浄機で解消できると知り、試してみようか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自分で解消できるなら手軽ですが、うまくいかなかったらと不安もあるでしょう。
この記事では、高圧洗浄機でトイレの詰まりを解消する方法を紹介します。
記事を読めば、高圧洗浄機で解消できるトイレのお悩みがわかるでしょう。
機械を使用しない方がいいケースも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
トイレに高圧洗浄機を使う必要性はあるか解説
「なんとなく水の流れが悪い」とトイレの詰まりを感じた時、あなたはどのような方法をとりますか?
詰まりを解消する方法はいくつかありますが、高い水圧で汚れを落とす高圧洗浄機も使えます。
しかし、詰まりの原因によっては機械を使うとトイレが壊れる可能性も否めません。
そのため、まず詰まりの原因を確認してから使用するのが鉄則です。
水圧が高過ぎる洗浄機も、詰まりを解消するために使うのは危険なので適しません。
ここでは、高圧洗浄機が詰まり解消に向く場合・向かない場合をそれぞれ詳しく解説します。
高圧洗浄機は水に溶けるものを落とせる
以下のような水に溶けるものが詰まった場合、高圧洗浄機で詰まりを解決できます。
● トイレットペーパー
● 排泄物
● 嘔吐物
● 水に流せるシート
● ぬめり
水に溶けるものであれば、洗浄機高い水圧を利用すれば詰まりを解消できるでしょう。
しかし、水圧で無理に押し込もうとするとさらに排水管が詰まる可能性もあります。
手順を確認して、無理のない範囲でお試しください。
水に溶けないものの処理に高圧洗浄機は向かない
以下のものが詰まった場合には、高圧洗浄機では問題を解決できません。
● おもちゃ
● ボールペン
● オムツ
● 生理用ナプキン
● ペットシーツ
うっかり便器に落としてしまったおもちゃ、ボールペンは、機械では取れません。
機械を使ってかえって奥に押し込んでしまうと、自力で解決できなくなるため注意しましょう。
オムツやナプキンといった吸水性の高いものも、高圧洗浄機とは相性がよくありません。
水を吸い込んで膨張し、詰まりを悪化させる可能性が高いです。
水に溶けないものが詰まった場合、無理をせず業者に相談しましょう。
トイレで高圧洗浄機を使うには?詳しい手順を解説
トイレ詰まりを高圧洗浄機を使って解消する手順を紹介します。
まずは止水栓を閉め、ウォシュレットなどの電源プラグを抜いてください。
プラグを抜いたあとは、次のような手順で進めていきます。
ステップ1 | 便器にビニール袋をかける |
ステップ2 | 便器の奥までホースを入れる |
ステップ3 | 水を噴射する |
ステップ4 | 詰まりが直ったか確認する |
それぞれのポイントを解説しますので、ぜひご覧ください。
ステップ1.便器にビニール袋をかける
水が大量に高圧洗浄機の水圧で跳ね返るため、作業を始める前には便器にビニール袋をかけてください。
便器をすっぽりと覆えるくらいの大きさにするとよいでしょう。
水が溢れ出る可能性があるので、床に雑巾を敷くとさらに安心です。
新聞紙などでも構いませんが、ある程度吸水性のある素材が向いています。
ステップ2.便器の奥までホースを入れる
排水溝の入り口あたりから機械のホースを便器に差し込み、詰まりの解消作業を始めます。
いきなり奥にホースを差し込まないよう、注意しながら作業を進めましょう。
詰まった状態を目で見て確認できないからと、始めから奥までホースを入れて水圧をかけるのはNGです。
手前から徐々に水圧をかけ、ゆっくりとホースを入れましょう。
ステップ3,水を噴射する
低い水圧で噴射を始めて徐々に水圧を上げ、水を噴射しましょう。
詰まっているものを水圧でほぐしていく様子をイメージしながら行うと、作業を実施しやすいです。
トイレットペーパーのように水に溶けるものでも、固まって詰まっているとすぐには水に溶けません。
焦って水圧を上げ、詰まりを悪化させないよう気をつけましょう。
ステップ4.詰まりが直ったか確認する
便器に溜まっていた水が流れたら、詰まりが解消された合図です。
水を流して、詰まりが解消されているか確認しましょう。
一度で流れないケースもあるので、その場合はもう一度高圧洗浄機を使ってください。
水圧でほぐしては流す作業をくり返していくうちに、詰まりは解消されます。
トイレに高圧洗浄機を使えば配管洗浄もできる
一見問題なく使えているように感じても、使っているうちに排水管の内側にはぬめりやヘドロなどの汚れが付着します。
何か落としたわけでもないのに流れが悪くなった場合は、ぬめりが溜まって排水管を詰まらせている可能性があります。
排水管の高圧洗浄を定期的に行うと、ぬめりによる詰まりの予防は可能です。
目安は3年に1回といわれています。
キッチンや風呂場の排水管も詰まる可能性があるため、業者に依頼してまとめて配管洗浄を行うのも1つの方法です。
まとめ
せっかく高圧洗浄機を買ったからと、いろいろな場面で役立ててみたい気持ちもあるでしょう。
しかし、トイレの詰まりは機械では解消できないものもあります。
無理をすると排水管が破裂したり、水圧で本体を壊したりする可能性もあります。
プロの手を借りれば、費用はかかりますが安心して任せられるでしょう。
自分で詰まりを解消するのが不安であれば、無理せず業者に依頼をしてください。
トイレの詰まりを解消する工事を依頼するなら、水回りのプロ「グローワークス」に依頼をするとよいでしょう。
配管のプロが確かな技術力で、水回りの問題をしっかり解決します。